あるべきはずの多くが失われた

 

目に見えるもの 見えないもの

いないはずの誰か いるはずのない時間​

使うことなく眠っていたスイッチ

 

今は点でも 未来からこっちをのぞけば

つながって見えるだろうか

Connecting the dots

PROJECT

「Connecting the dots」は各地の写真家へ届けた使い捨てカメラのシャッターを、主宰者である山越がリモートで操作する事で、それぞれの家やアトリエを撮影したプロジェクトです。(山越宅の撮影のみ別の写真家が遠隔でシャッターを押しています。)

 

緊急事態宣言が発令された外出自粛期間中、機材の受け渡しや現像など写真家から写真家へリレー方式で配送し、互いに対面することなくオンラインのやり取りのみで完結しています。

 

きっかけは家族でも会うのを控える中、0歳の姪っ子をどうにかフィルムで撮影出来ないか?と言う単純で純粋なことでした。

 

写真を撮る人間にとってシャッターを押すということは、自分の写真かどうかという分かれ目でもあり、本来大きな意味を持ちます。

一方で進化するテクノロジーの前ではその様な解釈もあまり意味がない事の様に思います。

​2人の視点のズレ、タイムラグ、ミスなど今回のプロジェクトでは撮影した画像は失敗だと思えるようなものも、トリミングやレタッチをせず掲載しています。

無駄に思える事も、そうでない事も、全てが繋がって今がある、そんな意味を込めています。

 

写真家という点同士のつながり

今という点の未来へのつながり

過去に散らばっていた様々な点が結びつき、今回一つのプロジェクトになりました。

これから訪れる未来になにかをもたらすことを信じて。

山越めぐみ